ごあいさつ
堺武男会長の後任として、2020年度より赤ちゃん成育ネットワーク四代目の会長を拝命しました長谷川 功です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
赤ちゃん成育ネットワーク会長
長谷川 功
ご挨拶
赤ちゃん成育ネットワークは、地域で子どもたちの健やかな成長を見守る体制の充実を目的に、かつて新生児医療に携わった経験のある医師が集い、2002年に「新生児OB会」として結成され、その後2004年に「赤ちゃん成育ネットワーク」と名称を変え、現在に至っています。近年、新生児医療も次第に変化し、医師・看護師に加え、臨床心理士、保育士、作業療法士、理学療法士など多職種が新生児医療さらに成育医療に関わるようになってきました。そのような中で、医師だけの集団であったこの会も、多くの職種の皆さんに参加して頂けるよう、会員資格を「赤ちゃんの医療・保健・福祉・行政・教育・育児にあずかるすべての職種」と変更しました。
当ネットワークは学会や研究会とは異なり、会員同士の結びつきは比較的ゆるやかなことが特徴です。会員はそれぞれの地元で様々な活動を行っています。ペリネイタルビジット、ネウボラ、母乳育児支援、小児科医による1か月健診、小児在宅医療、放課後等デイサービス事業、難病キャンプ、病児保育、子ども食堂、そして障害を持ったお子さんと家族が宿泊できるレスパイト施設の運営など多岐にわたっています。研修フォーラム、会報そしてオンライン勉強会でその活動を報告し合い、意見交換をし、その結果をまた地域に還元しています。その活動の幅はきわめて広く、一見まとまりがないようにも見えますが、その根幹は新生児そしてNICUというキーワードで結びついています。赤ちゃんが成長していくさまざまな段階に応じて子ども達と家族のために活動している私たちは、他に類をみないユニークな集団と言えるでしょう。
多くの方に入会して頂くことにより当ネットワークは活動の幅をさらに広げ発展していくことができます。ぜひ一度私たちの研修フォーラムにおいでください。そして子ども達の明るい未来のために何ができるか共に議論を重ねましょう。私たちは広く門戸を開いてお待ちしています。
更新日:2024年4月24日